東北旅行3
雨が今にも降りそうなてんきではあったが、レンタサイクルをして東北の小京都といわれる角館を散策することとした。今回は夏の旅であったがここはどうやら春の桜が有名のようだ。青々と葉が茂る桜の巨木を見上げて今度来るときは春がいいなと思った。 蕎麦と稲庭うどんの店に行きお昼をとる。蕎麦好きの私は蕎麦を選んだが、一口もらった稲庭うどんは絶品だった。 通りの両側には趣きのある古い武家屋敷が並んでいる。苔が一面にはった庭や手入れされた竹垣にも感心した。おおかた見たところで、雨が本降りになってきたので、茶屋でソフトクリームを食べながら休憩する(結局、雨は降りやまずびしょびしょになりながら自転車に乗ってホテルまでもどったが・・・)。 秋田新幹線とローカル線を乗り継いで、花巻空港に向かった。空港ビルで時間をつぶせばいいやとの考えだったが、ほんとに何もない空港だった。飛行機の時間まで2時間ほど喫茶店でまったり過ごした。 【角館】 角館は、元和6年(1620)角館地方を領していた芦名義勝によって造られ、その後、佐竹北家のもとで明治の廃藩にいたるまで、200年余り統治された。武家屋敷80戸、商家350戸の秋田藩の支藩として、最も大きな城下町だったという。以来380年余、基本的な道路の配置や屋敷区分は変わっていない。この角館の成り立ちの中に、京都が深く関係している史実がある。寛永5年(1628)、一時途絶えた佐竹北家に京都の公卿から養子(初代佐竹義隣)を迎えている。そして、2代義明の妻は、京都の公卿三條西家の娘であった。2代にわたる京都との交流が、文化の面においても大きな影響をあたえることになる。武家屋敷町並みの百数十本の枝垂桜も京都から取り寄せたものが繁殖したと伝えられている。
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